勉強法は人それぞれ

みなさん、こんにちは。アカデミックディレクターの衣川です。英語学習法に関してはたくさんの書籍があります。文法にこだわるな、単語を覚えろ、体で覚えろ、言い換えだ、いやいや・・・ともう星の数ほどあるわけです。一体何が正解なの?と思ってしまいますよね。

子どもでも大人でも これが決定版!という誰にでも共通する勉強方法はありません。私は、色々な子どもたちや数多くのビジネスパーソンを見てきましたが、誰一人として同じ人はいません。当たり前ですよね。なのに、英語の勉強方法は、「これだ!」と決めつけることができるのでしょうか。

 2006年のアメリカの研究では、「外国語を身につけるにあたって、向き不向き、才能のあるなしは、関係ない」という結論でした。では、その方法は?アレクサンダー・アグエイエスという言語学者は、50以上の言語を習得しその技法を公表しています。一番有名なのは、復唱法です。これは、習得したい言語を聞きながら、それを大きな声で(大きな声というのがポイントらしいです)復唱し、同時にその本を読む。Youtubeに彼のやり方が紹介されています。https://www.youtube.com/watch?time_continue=16&v=VdheWK7u11w 

アグエイエスは、もう一つ音読書き取り法というのも紹介しています。実はこれは、私が中学生や高校生に進めている学習方法でもあります。(私自身がこのやり方が好きというのもありますが)適切にやるには、1)ある一文を音読、2)その文を書きながら、もう一度それぞれの単語を声に出して読む3)書き終えたその1文を音読する という風に言われています。これも動画がありますが、もしかしたら心の底からうんざりするかもしれません。しかも、わからないものをすべてチェックするべき段階なのです。https://www.youtube.com/watch?v=z7FztiCcvl0

私は、生徒一人ひとりに合った学習方法をまず見つけ出すことをお勧めしています。それは、自分の生き方、暮らし方にも関係しています。誰もが静かなところでないと集中できないというわけではないですし、体で覚えるタイプ、書いて覚える、聞いて覚える、などさまざまです。思い込みではなく、しっかりと自分を見つめなおしてから、色々な英語学習の本に手をだしても遅くないでしょう。いくら人の体験を聞いても、それほど役には立ちません。だって、あなたは、その人とは違う人間だからです。Simple is the best 自分の学習スタイルがわかれば、後は、努力するだけです!(そこが一番難しいとか・・・)

掲載している本は、一時期話題になったスタンフォード大学の講師の意志力の科学という講義の一部です。英語のCDもついていますので本屋さんで見かけたらぜひ手に取ってみてください。英語をどう勉強するかではなく、それ以前にどうやって学習する意思をつくるかというお話です。日本人は、英語が下手なのではありません。ただ、自分でどうやって勉強すればいいのかを知らない人がおおいだけです。